軽貨物企業便とは配送サービスのひとつです。
事務用品や部品などを、指定された企業に届けるために使われます。

一般的な配送と異なる点は、同じ相手（届け先の多くは企業）へ定期的に配送するということです。
企業にとっては毎回依頼する手間が省けたり、ドライバーにとっては初心者でも働きやすかったり等のメリットがあります。
企業側のメリットについては、次の見出しでさらに詳しく解説します。

軽貨物企業便は、企業にとって主に5つのメリットがあります。
配送が頻繁なほど、企業便を導入することで多くのメリットを実感できるでしょう。

依頼の手間を削減できる

軽貨物企業便は、指定したスケジュールで動きます。
単発の依頼だと毎回依頼する手間がかかりますが、軽貨物企業便なら依頼の手間はありません。

今まで配送手配に費やしていた時間をまるまる削減できるので、本来の業務に集中できるでしょう。

依頼漏れのリスクがない

単発の依頼だと「今日は依頼を忘れてしまった」というミスが起こることがあります。
届け先との信頼関係に関わることなので、依頼漏れ対策は万全にしておきましょう。

軽貨物企業便なら決まったスケジュールで動きます。人為的ミス防止に役立つため、頻繁な配送でも安心でしょう。

コストを削減できる

軽貨物企業便を利用しないと、自社内ですべて回すことになります。
配送のためのドライバーも必要ですし、車両も最低1台、ガソリン代も都度かかります。

軽貨物企業便のドライバーに一任してしまえば、ドライバーも車両も手配する必要はありません。本来の業務に集中できる環境が整うので、従業員の負担軽減にもなりそうです。

相手が確実に受け取ってくれる

軽貨物企業便のほとんどは、届け先の営業時間内に配達します。
相手も企業であることが多いため、ほぼ確実に誰かが受け取ってくれるでしょう。

再配達の手間がないというのは、企業にとってはもちろん、ドライバーにとっても大きなメリットといえそうです。

信頼関係を築ける

軽貨物企業便では、時に精密部品や機密書類など重要な配送を依頼されることがあります。
単発のドライバーに任せるのは少し不安ですが、毎回確実に届けてもらっているドライバーになら安心して預けられるでしょう。

このように、軽貨物企業便を導入すると自然と企業との信頼関係が構築されます。配送は取引に欠かせないからこそ、企業にとって“なくてはならない存在”を目指しましょう。