軽貨物ルート便とは、荷物を決められた配送先に届けるサービスのことです。
通常の配送だと毎回配送先が違いますが、ルート便は配送先が同じなので走行ルートは変わりません。

活用事例としては、
・コンビニへ商品を届ける
・スーパーへ食品を届ける
・市役所へ消耗品を届ける
・個人宅へ定期購入の日用品を届ける
などが挙げられます。

まれに「トラックドライバーのような仕事内容？」と不安を抱える方がいらっしゃいますが、比較的重労働であるトラックドライバーとは異なり、軽貨物ルート便は軽作業の部類です。
また遠方へ配送する機会もあまりなく、近距離をまわることが多いため、ドライバー初心者の方にも人気の仕事です。

軽貨物ルート便のスケジュールは、一般的な配送とあまり変わりません。
基本的には朝7～8時に出社しますが、仕事内容によっては早朝3～4時にスタートすることもあります。

出社後は、
・担当する荷物の伝票確認
・配送ルートの確認
・荷物の詰め込み
を経て、配送を開始します。
※「配送ルートの確認」については省略する場合も多いです。（軽貨物ルート便は常に〃ルートで配送するため）

配送開始後は、
・届け先（企業や店舗など）へ向かう
・荷物を届ける
・帰社して一日の業務報告
・翌日の配送準備
などを経て、退社となります。

軽貨物ルート便はお客様にとって便利なサービスですが、ドライバーにとってもたくさんのメリットがあります。
軽貨物ルート便のメリットについて詳しく紹介するので、ぜひ働き方の参考にしてください。

仕事を覚えやすい

軽貨物ルート便では、配送先と荷物が固定されています。
一般的な配送だと、毎回配送先も荷物も異なるため覚えなければならないことが多いですが、軽貨物ルート便の場合「毎回同じことをする」という観点から初心者ドライバーもたくさん活躍しています。

再配達がない

軽貨物ルート便では再配達がほとんどありません。
指定された時間に相手先へ配送するため、「その時間に不在だった」というリスクがかなり低いのです。
効率的に配送できるので、残業時間も少なめでしょう。

一人作業で気が楽

軽貨物ルート便は基本的に一人でおこないます。
上司や先輩など人間関係のストレスがないため、「人間関係が原因で辞めた」という方はほとんどいないのが現状です。

配送先の方と関わることはありますが、毎回顔を合わせるため「どのような人かわからない」ということはなく安心です。