【物価高対策】軽貨物起業が注目される理由|厚利少売型ビジネスへの転換法とは?

2025.06.07配送コラム

【物価高対策】軽貨物起業が注目される理由|厚利少売型ビジネスへの転換法とは?

東京や神奈川で軽貨物の仕事をしていると、最近の「物価の高さ」を肌で感じる場面が増えてきました。
そんな中、大手外食チェーン「ココイチ」が販売する“3280円カレー”が話題になっています。かつて庶民派だったココイチが、高価格帯の商品を打ち出している背景には、現代の経済状況と消費者心理の変化があります。
これは私たち軽貨物ドライバー、また軽貨物起業・独立を志す人々にも、大きなヒントを与えてくれます。

・高価格カレーが示す「選ばれる価値」
・軽貨物ドライバーが生き残るための視点
・軽貨物独立・起業で失敗しないコツ

高価格カレーが示す「選ばれる価値」

ココイチが販売した「ホロ肉ドカンとガーリック&ペッパーカレー」は、最大3280円という価格設定。
これは従来の「安くて早い」スタイルから、「高くても満足する」体験型飲食へとシフトした結果です。

今後の外食産業は、「高付加価値型」へと移行していくでしょう。
同様に、軽貨物業界でも「ただ運ぶだけ」ではなく、「+αの価値を提供できる事業者」が選ばれる時代に突入しています。

軽貨物ドライバーが生き残るための視点

私たち軽貨物配送業も、燃料費・車両維持費・人件費といったコスト上昇の波に直面しています。

それでもお客様から選ばれ続けるには、「サービスの質」「対応力」「信頼感」など、価格以外の価値が重要になります。
たとえば、以下のような取り組みが差別化要素になります。

  • 配送時間帯の細分化・温度管理などのオプション提供
  • 顧客ごとのマニュアルを作成し“カスタマイズ対応”
  • チャット対応、GPS通知、クラウド契約などIT導入

これらの価値が評価されれば、「価格交渉ではなく信頼で選ばれる仕事」が増えていきます。

軽貨物独立・起業で失敗しないコツ

物価高・競争激化のいま、軽貨物で独立するなら「安定収入を得る仕組みづくり」が必要です。
そのためには、以下の視点が大切です。

  • 案件の見極め: 単価だけでなく、継続性・ルート効率・距離にも注目しましょう
  • パートナー選び: 信頼できる軽貨物フランチャイズ本部や営業会社と組むことで、スタート時のリスクを軽減できます
  • スキルアップ: 接客、車両管理、IT知識を学び、ドライバーというより「配送パートナー」としての存在を目指しましょう

特に東京軽貨物エリアでは競合も多く、付加価値型ドライバーの存在が差別化につながります。

時代は「安さ」から「価値」へと大きく転換しています。
物価が上がる中で、中小企業や軽貨物ドライバーが生き抜くには、「選ばれるサービス」であることが何より重要です。

これから軽貨物で独立したい方、軽貨物起業を目指す方には、単なる配達員ではなく「ビジネスパートナー」として価値を発揮できるポジションを目指すことをおすすめします。

当社では、東京・神奈川エリアを中心に、軽貨物配送業起業支援や委託ドライバーの育成・案件紹介・IT支援を行っています。
ぜひお気軽にご相談ください。