【働きながら健康を守る】軽貨物配送ドライバーに必要な5つの生活習慣

2025.06.09配送コラム

【働きながら健康を守る】軽貨物配送ドライバーに必要な5つの生活習慣

【配送コラム】「疲れたら栄養ドリンク」は逆効果?軽貨物ドライバーが知るべき“本当に効く疲労対策”

軽貨物配送に携わるすべての方へ——
日々の業務で蓄積される“見えない疲れ”を、あなたはどうやって解消していますか?

「プレゼン前に栄養ドリンク」「休みの日は温泉でリフレッシュ」「ジムで汗を流してリセット」…
どれも一見、体に良さそうな疲労対策に思えますが、実は9割の人が間違った方法を選んでいるという指摘が、疲労の専門医・梶本修身医師(東京疲労・睡眠クリニック院長)によってなされています。

配送業の現場では、時間に追われるストレスや運転姿勢による身体疲労に加えて、精神的なプレッシャーも重なります。今回は、軽貨物業界で働くすべての方が“本当に体と心を整える方法”を見直すためのヒントをお届けします。

軽貨物配送業に携わる皆さん、日々の運転・積み下ろし・時間管理など、体力的にも精神的にも消耗する現場で働く中で、あなたはどのように「疲れ」をケアしていますか?

実は私たちが信じている“疲労回復の常識”の中には、逆効果なものも少なくありません。今回は、東京疲労・睡眠クリニック院長・梶本修身氏の著書『眠れなくなるほど面白い 図解 疲労回復の話』を参考に、軽貨物ドライバーとして健康を維持するために必要な「正しい疲労対策」についてご紹介します。

・栄養ドリンクに頼らない
・運動も温泉も逆効果!?
・サプリより3食の食事
・健康な体と心の維持が仕事の継続力に

栄養ドリンクに頼らない

「疲れたときの一本」でおなじみの栄養ドリンク。しかし、科学的には疲労回復効果が実証されている成分はほとんどありません。

覚醒作用のあるカフェインや、体内で合成できるタウリンなどが一時的に気分を高めるだけで、疲れは全く取れていないのです。依存症リスクや自律神経への負荷を考慮すれば、常用は避けるべきです。

運動も温泉も逆効果!?

疲れを感じた時に「温泉やサウナで汗をかいてスッキリ」と思いがちですが、熱い湯や高温の環境は自律神経に大きな負担をかけ、疲労をむしろ蓄積させます。

また、ジムやランニングなどハードな運動も、配送業務で既に疲弊した体には逆効果。前頭葉の働きによって疲れを錯覚する「脳の防御反応」による一時的な快感に過ぎず、実際の疲労回復にはなっていません。

サプリより3食の食事

ビタミンCやアミノ酸のサプリメントは抗疲労効果を期待して摂取する人も多いですが、過剰摂取による効果は科学的に否定されています。

特にBCAAは、脳内で感情を安定させる「セロトニン」の生成に必要なトリプトファンの働きを阻害することがわかっており、かえってイライラや集中力の低下を招く恐れも。

配送業は不規則になりがちですが、「欠食しない」「野菜・たんぱく質・炭水化物をバランスよく」など、基本に忠実な食事が疲れない体を作る秘訣です。

健康な体と心の維持が仕事の継続力に

配送ドライバーの多くは個人事業主であり、自分の健康管理が収入や信頼に直結します。

・眠気や疲労を感じたら無理をしない
・暴飲暴食を避け、体の声に耳を傾ける
・過信せず、休息をスケジュールに組み込む

このような「小さな習慣の見直し」が、重大な事故の予防や、長く働ける体づくりに繋がります。

配送業界を支える皆さんの一番の資本は「健康な身体」と「クリアな思考」です。
忙しい中でも、自分の体と心を大切にできる習慣を身につけ、持続可能な働き方を一緒に目指していきましょう。
配送業界を支える皆さんの一番の資本は「健康な身体」と「クリアな思考」です。
忙しい中でも、自分の体と心を大切にできる習慣を身につけ、持続可能な働き方を一緒に目指していきましょう。

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