“いつかやばくなる”は今や“もう始まっている”──軽貨物ビジネスの逆転発想

2025.07.17配送コラム

“いつかやばくなる”は今や“もう始まっている”──軽貨物ビジネスの逆転発想

軽貨物配送業の5年後・10年後を生き抜くための「5箇条」~運賃が上がらない時代、どう勝ち残るか?~

2025年、日本の航空業界では10年以上も国内線運賃が横ばいという構造不況が続いています。
JALやANAといった大手でも値上げができず、燃料費や整備費といったコストだけが上昇。

この現象は、軽貨物・運輸業界にも大きく影響しています。
特に東京・神奈川など都市部を中心に広がる配送ビジネスでは、「価格は上がらず、手間とコストは増える」という構造が深刻化しつつあります。

収入推移の未来予測

以下は、軽貨物配送ドライバー(業務委託・フルタイム想定)の収入推移を月収・年収ベースで試算したものです:

項目 2025年 2030年予測 2035年予測
月収(手取り) 約30〜45万円 約28〜42万円 約25〜38万円
年収(手取り) 約360〜540万円 約336〜504万円 約300〜456万円
主な収入源 宅配・チャーター混在 宅配比率増 法人契約・スポット特化
収入減の要因 物価・燃料高 競争激化・単価横ばい 自動化・案件減

現状の働き方を“維持”しているだけでは、確実に「収入は目減り」していきます。
それは軽貨物配送業に限らず、多くの業界で同様の構造が起きているのです。

しかし、収入は上げられる

一方で、私たちは確信しています。
軽貨物配送業には、まだ収入を上げられるチャンスが大いに残されていると。

適切な戦略と行動を取れば、未来は「下がる」だけではありません。
ビジネス・起業・独立の土台として、軽貨物業界はまだまだ可能性に満ちています。

収入減の時代を乗り越える「5箇条」

第1条:スケールよりスキルで勝つ

件数や量ではなく、質・信頼・差別化で単価を高める働き方へ。
チャーター便・企業配送・ルート契約など“選ばれる配送”が求められます。

第2条:下請けから契約主へ

荷主と直接契約を行い、報酬や条件を自分で決められる立場に。
クラウド契約や法人営業を活用し、交渉できる“事業者”になることが鍵です。

第3条:配送+αの複業化

設置作業、チラシ配布、簡易点検などの業務を組み合わせて、付加価値を創出
配送業務だけに依存しない働き方が収入の安定につながります。

第4条:テクノロジーの活用

クラウドサインやLINE営業、ルート最適化ツールなど、ITを使いこなせる人が収益を上げる時代
仕組みを持つドライバーになることが収入維持の鍵です。

第5条:1人で頑張らない

仲間と協力する時代へ。
案件シェアやブランド連携による「グループ経営」「チーム配送」が未来を拓きます。

軽貨物×ビジネスの可能性

今後の日本において、軽貨物配送は“都市型ビジネスインフラ”として成長する分野です。
特に東京・神奈川エリアでは、即配・高品質対応ができる企業は今後さらに重宝されるでしょう。

軽貨物配送を「ただの仕事」で終わらせるか、起業・独立のチャンスにするかはあなた次第です。

ハウンドジャパンの支援体制

ハウンドジャパン株式会社(神奈川県横浜市)は、軽貨物配送業における起業支援・契約支援・人材育成を11年以上にわたって展開しています。

・荷主とのクラウド契約化
・高単価案件の提供
・企業専属便・スポット緊急便の安定供給
・車両支援、研修、営業支援 など

“現状維持”ではなく、“現状突破”したい方。
一緒に、持続可能で高収益な配送ビジネスを作っていきましょう。

軽貨物のことならハウンドジャパン株式会社