「大手が手を組む時代に、軽貨物の出番が増えていく理由」

2026.06.20配送コラム

「大手が手を組む時代に、軽貨物の出番が増えていく理由」

物流のはなし

大手が手を組む時代に、
軽貨物の出番が増えていく。

物流大手どうしの連携は、遠い業界再編の話に見えて、じつは「あなたの玄関先」に直結しています。その理由を、軽貨物という視点からひもといてみます。

2026年6月、セイノーホールディングスが、傘下の西濃運輸の会長にAZ-COM丸和ホールディングスの和佐見勝社長を迎えると発表しました。両社はすでに業務提携しており、共同配送や3PL(物流業務の一括受託)で連携を深めています。そして注目したいのが、最終目的地である家や事業所へ荷物を届ける「ラストワンマイル物流」でも協力を模索しているという点です。

大手再編のニュースです。けれど読みながら、ふと思いました。「その“ラストワンマイル”を、実際に走っているのは誰なんだろう?」と。

じつは、その答えのひとつが「軽貨物配送」という物流のジャンルです。

軽自動車(軽バン)で、少量の荷物を、必要なときに必要な場所へ。ネットで頼んだ食品、企業から企業へその日のうちに届けたい部品や書類、住宅街の奥の一軒――。大きな物流網が運んできた荷物の「最後のひと区間」を担うのが、軽貨物の仕事です。大手が連携を強めるほど、この最後のひと区間の重要性はむしろ増していきます。

大手の連携は、軽貨物の「出番」を増やす

大手が共同配送や3PLで効率化を進めると、幹線(都市から都市への大量輸送)はますます太く、速くなります。けれど、その荷物を最終的に一軒一軒へ振り分ける作業は、大型トラックには小回りが利きません。幹線が太くなるほど、その先で枝分かれする「細い配送」の量も増える――ここに軽貨物の出番があります。

記事でも、両社がラストワンマイルでの協力を模索していると報じられています。物流は一社・一台で完結するものではなく、大きな流れと小さな流れがバトンをつないで成り立っています。大手が手を組む時代は、その最後のバトンを受け取る走者=軽貨物が、これまで以上に必要とされる時代でもあるのです。

「2024年問題」が、軽貨物の価値を押し上げる

今回の連携の背景には、労働時間規制の強化に伴うドライバー不足が懸念される「2024年問題」があります。大手でさえ、強みを持ち寄って人手とサービスを確保しようとしている――それだけ、運ぶ人の手が貴重になっているということです。

この流れは、軽貨物で「働く」人にとって追い風になります。荷物を届ける担い手が足りない時代に、自分の車一台で地域に根ざして走れる軽貨物は、需要が縮みにくい仕事です。ハウンドTV(YouTube)では、ドライバーの一日に密着した動画を公開しています。「運ぶ」も「働く」も、想像よりずっと身近に感じられるはずです。

運ぶ

軽貨物に「頼む」という選択

少量・多頻度・即日――そんな配送こそ軽貨物の得意分野。大手の幹線網に乗せにくい「細い配送」も、必要な分だけ柔軟に任せられます。神奈川・東京エリアで「この荷物どうしよう」と思ったとき、選択肢に入れてみてください。弊社の扱うお仕事例はこちら

働く

軽貨物で「働く・起業する」という道

運転手が足りない時代だからこそ、軽貨物は人の手が必要とされ続ける仕事です。雇われて走るだけでなく、自分の事業として始める道もあります。軽貨物で起業support・求人採用強化プログラムを実施中です。

なぜ今、軽貨物を知っておくとよいのか

大手の再編・連携は、物流全体が「効率よく、ちょうどよく運ぶ」方向へ動いている証でもあります。大量にまとめて運ぶ幹線と、こまやかに届ける軽貨物。この2つが噛み合うことで、私たちの暮らしは支えられています。

つまり軽貨物は、業界がどう再編されても役割が消えにくい、物流の土台のような存在です。「大きく運ぶ」だけでなく「ちょうどよく運ぶ」発想が効いてくる今だからこそ、荷物を頼む側にとっても、働く側にとっても、知っておく価値があります。

百聞は一見にしかず

軽貨物の仕事って、実際どんな一日なんだろう。ハウンドTV(YouTube)のドライバー密着動画で、現場の空気をのぞいてみてください。最後のひと区間を走る人たちの姿が、きっと身近に感じられます。

▶ ハウンドTVを見る

ハウンドジャパンは、軽貨物の会社です

私たちは神奈川県・横浜を拠点に、東京を含む首都圏で軽貨物配送を手がけています。大手の物流網が太くなるほど大切になる「最後のひと区間」を、毎日この街で走り続けています。

荷物を「頼みたい」方も、軽貨物で「働きたい・始めたい」方も。まずは軽貨物という物流を、少しだけ身近に感じてもらえたなら嬉しいです。気になったときに、のぞいてみてください。

※本記事は、日本経済新聞「西濃運輸会長にAZ-COM丸和HDの和佐見勝社長 共同配送などで連携」(2026年6月18日)の報道内容を参考に作成しています。各種事実関係は報道時点のものです。